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アウトドアー用 車椅子

「ランディーズ」

 ランディーズは戸外で使う車椅子です。介護者が押して使います。
 上写真からもわかるように、特長は、なんといっても、その大きな分厚いタイヤにあります。大きい超低圧タイヤにより普通の車椅子では埋まってしまって走行できないような土、砂利道、芝生、石畳の道、海岸、波打ち際、雪道等のアウトドアー(戸外)を走行でき、ある程度の段差もタイヤの厚さの中に吸収し走行することができます。フレームはステンレス、車輪回転部分はベアリングまで樹脂製で、海水に浸かるような状況下でも錆びないようになっているそうです。
 今回、その試乗会に参加された同窓生から感想が送られてきましたので紹介します。(2003年7月記)

試 乗 記
 試乗会に出発したときは、雨は降っていなかったのですが、到着してしばらくするとポツポツと落ち始めて、ついには大降りになり、持参していたビーチパラソルに大活躍してもらいました。試乗会場となった海岸は平日と悪天候のおかげ?で、貸切状態でした。
 電動車椅子での参加者は私ともうお一人で、手動の車椅子の方は2名でした。全体では50数名といったところでしょうか?
 そうそう、「ランディーズ」の話をしましょう。
 ランディーズは、4分割出来まして自動車に積む事が可能です。
 座席部分・前輪が2つ・後輪部分と分かれていまして、何本かの長いビスで組み上げるのです。(ここをクリック)
 そして、乗り心地と機動性の話をさせてください。
 肘掛は、はね上げる事が出来ましたので、乗り移ることが大変でなければ・・私は乗り移ることは、そんなに大変ではありませんでしたが・・これは個人差があると思いますし、また状況によると思います。参加者の中には、「座面が下がってくれたら」といっておられる人もいました。
 乗り心地は、悪くはないと思いました。タイヤ部分がとても大きいので、しっかり空気が入っていれば大丈夫だと感じました。
 ただ少し気になったのは、砂浜の凸凹に車がはまった時、私の母では動かす事が困難になってしまった事でした。私が砂浜を試乗した後、タイヤに空気を入れておられたので圧が少し足りなかったのかもしれません?
 段差の影響については、 砂浜に降りるのに段が三段あるのですが、利用者の体重が軽い場合は階段を上がるのもそのまま出来ていました。私の場合は、海水浴場にあった長い2枚の板を組み合わせてもらってスロープにして階段を上がってくださいました。
 試乗会でよかったかな?と思ったことは、同じ身障協会のメンバーの皆さんにランディーズを見てもらえた事と、母や介護者が実際に砂浜を押して体験出来た事だと思います。

 試乗記、どうもありがとうございました。最悪の天候コンディションの中、ご苦労さまでした。
 ランディーズは、ビーチサイドやスキー場・公園・神社仏閣等に、備えてあるところもあるようです。(県内使用例:三原市すなみ海浜公園
 2004年3月、ランディーズの製造販売元であった(株)クラーク・ケントが倒産したとのことです。しかし、2004年5月、(株)エムズウィングにより引き継がれ、従来通り製造・販売・修理が継続されました。
 ランディーズは、前輪がキャスター輪(くるくると方向を変えるおなじみの車輪)になっているFront Caster(フロント・キャスター)と、後輪がキャスター輪になっているRear Cater(リア・キャスター)のタイプがあります。
 それぞれの特長があると思います。実際の使用中の映像等もありますので、詳細は下記ホームページをご覧下さい。

製造・販売元:
(株)エムズウィング
http://www.mswing.co.jp

参考
(株)エムズウィングのランディーズ紹介ページ
http://www.mswing.co.jp/landeez/index.html


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2003.07記 2005.03補筆(エムズウィング)